女性の平均年収はいくら?今できる年収アップを叶える方法!!
「女性の年収って、どのくらいなんだろう?」「自分の年収は低い?」と、疑問に思ったことはありませんか。
22万件を超えるリアルな年収データから知りたい情報が検索できる「年収図鑑」を使って、女性の職種・年代・地域別年収を調べてみました。
女性が年収アップを叶える方法もご紹介します。
女性の平均年収は約○○○万円!
他の人の年収、気になりますよね。
2021年の30代女性の平均年収はズバリ、345万円。女性の年収は男性に比べて、どの年代も年収が上がりにくいのが特徴です。
なぜなら日本は、勤続年数に伴って役職が付き、給与が上がる会社が多いからです。
女性は結婚や出産で離職・休職する人が多いため、継続してキャリアを築きにくいですよね。このことが、出世や年収アップを阻む壁になっているのです。
国税庁の令和元年分民間給与実態統計調査では、20代後半で男女間に75万円近い年収差がありました。厚生労働省のデータでも、女性の月給は男性の約74%であることが分かっています。
女性の職種別平均年収ランキング
年収は、職種や仕事の内容によってかなり差があります。ここからは、女性の職種別平均年収ランキングを見ていきましょう。
引用:女性の平均年収ランキング 職種ランキング【最新版】|doda
最も年収が高かった「コンサルタント」、女性労働者多い「一般職・事務職」、年収が低めの「接客・顧客サポート」をピックアップして解説します。
また「年収図鑑」を利用して、上記3つの職種の中から平均年収の高い企業ベスト5を検索してみました。
225,170件のデータから職種 , 性別 , 年代 ,役職 , エリア別 などの年収データをCHECK|年収図鑑
コンサルタントの女性の年収ランキング
女性の職種別平均年収ランキングで第1位を獲得したのは、「リスクコンサルタント」の670万円です。2020年は3位でしたが、2021年は71万円アップしています。
以下は「年収図鑑」で検索した、女性のコンサルタント職で平均年収の高い企業ランキングベスト5です。やはり、大手が上位を占めています。
2位は「金融系専門職」の「投資銀行業務」643万円。3位は「ファンドマネジャー・ディーラー」620万円という結果になりました。
一般職・事務職の女性の年収ランキング
労働者の中で看護職の次に数が多いのが、事務職です。平均年齢は42.4歳で、正社員として働き続ける人が増えています。
女性の事務職で年収が最も高いのは、「人事事務」の439万円です。第2位は「経理事務」の411万円。この2つは、事務職の中でも経験が必要な専門事務です。
「年収図鑑」を使い、女性の一般職・事務職で平均年収の高い企業ランキングベスト5を検索してみます。
接客・顧客サポートの女性の年収ランキング
接客・顧客サポート職の女性は、現在、なかなか高い年収が見込めないでしょう。
たとえば、語学力やホスピタリティが必要なホテルウーマンは華やかそうに見えますが、勤務時間が不規則や休みが少なめ。初任給は、一流有名ホテルでも20万円に満たないところが多いです。
また、飲食サービス業や販売職も景気に左右されやすく、大手でも突然閉店することがあります。ほとんどが非正規雇用のため、年収アップや大幅な昇給が難しいのが現状でしょう。
「年収図鑑」で検索した、女性の接客・顧客サポート職で平均年収の高い企業ランキングベスト5を紹介します。
4番目に労働者が多い販売店員の平均年収は274万円、平均年齢は42.6歳です。資格が不要なことが多く働き始めやすいですが、年収は低めです。
参考:職業別・女性の平均年収ランキング20!|AllAboutマネー
ところで今、最も勢いのある職種は何だと思いますか?
IT系のクリエイティブ職です。動画プロデューサーやWeb・ゲームプランナーなどの専門職は近年、需要が高まっています。20代でもスキルや経験次第で、年収500万円が可能です。
女性の年代別平均年収ランキング
2021年の女性の平均年収は、20代317万円、30代378万円、40代402万円、50代以上が435万円という結果でした。
年代別に最も多い年収は、20代300万円未満、30代以降の年代では300万~400万円未満です。
男女平均年収との差は、20代24万円、30代59万円、40代100万円、50代以上で178万円と、年代が上がるとともに広がっています。
また年収400万円未満の女性の割合は、全ての年代で半数以上。30代女性では全体の60.8%が、年収400万円未満でした。
さらに、年収が500万円以上の女性は30代17.9%、40代で23.7%。依然として、女性のキャリア構築や男女の年収格差には課題があるようです。
20代女性の年収ランキング
20代女性の2021年の平均年収は、317万円でした。
年収の上がり幅を調べてみたところ、24歳で303万円、25歳で323万円となり、20代前半で200万円台だった平均年収が、20代半ばで300万円台になっています。
24~25歳は大卒が社会人3年目となるため、業務内容や役割の変化に伴って、年収アップしやすいことが理由の一つです。
その後、22歳から29歳で平均年収は98万円アップしています。
20代女性で平均年収の高い企業ランキングベスト5を、「年収図鑑」で検索してみます。
30代女性の年収ランキング
30代女性の2021年の平均年収は、378万円でした。年収400万円未満の30代女性は、全体の60.8%です。
30代は結婚や出産、育児などを経て、働き方を変える人も多いですよね。退職したり、産休・育休を取る女性も増えるので、年収の伸び幅が下がります。
ですから、男女合わせた平均年収は30歳~39歳までで67万円アップしていますが、女性の30歳~39歳は25万円アップに留まっています。
30代女性で平均年収の高い企業ランキングベスト5は、以下のようになりました。
40代女性の年収ランキング
40代女性の2021年の平均年収は、402万円でした。年収500万円以上の女性は、20%超え。これは、管理職に登用される女性が増えるからです。
けれども、男女合わせた平均年収が40代半ばで500万円台に上がっているのに対し、女性はどの年齢も400万円前後です。
40代女性で平均年収の高い企業ランキングベスト5は、このようになりました。
女性の地域別平均年収ランキング
首都圏と地方では、かなり年収格差があります。1位の東京は468.2万円、最下位の青森は301.4万円です。
参考:女性の平均年収ランキング 年齢別・年代別【最新版】|doda
東京・大阪・青森で、平均年収の高い企業ランキングベスト5を見ていきましょう。
同じ会社で働く女性の年収アップは厳しい!今できることは?
ここまで見てきた通り、男女の平均年収には依然として大きな差があります。
現在の日本の社会システムでは、たとえ同じ会社で定年まで働いても、女性が管理職に就ける割合は約10%。大幅な年収アップは難しいでしょう。
しかし近年、女性の社会的地位を改善させるため、政府が働き方改革に乗り出しています。今が追い風です。年収アップのために、今できることを具体的に3つご紹介します。
参考:30代で約300万円は少なすぎ?女性の平均年収 徹底解説|転職Hacks
年収アップが見込める資格を取ったり部署異動する
資格は、市場価値を高めます。年収600万円以上が実現できそうな資格には、行政書士や社会保険労務士、ファイナンシャルプランナーなどが挙げられます。
けれども合格するのは至難の業ですし、難関資格を持っていても、高収入が保証されているわけではありません。
また、今の会社で働きながら部署異動して、年収をアップさせるのも一つの手。歩合給やボーナスが期待できる営業職や、能力給がプラスされる専門職や技術職がおすすめです。
ただし、異動希望は現状に不満があると思われるリスクもあるので、注意が必要です。
本業の合間に得意なことを活かして副業する
隙間時間を使って副業する人が、増えています。好きなことやセンスを活かして稼げれば、年収アップだけでなく生活も豊かになるでしょう。
しかし、注意しなければならないこともあります。まずは、会社が副業を認めているか確認をしましょう。
また、副業の所得が1年間で20万円を超えた場合は、確定申告が必要です。
ただし売上が100万円でも経費に85万円掛かっているような場合、所得は15万円になるので確定申告は不要です。
転職エージェントを活用して年収アップを叶える
現在の職場で大幅な年収アップが期待できない場合は、転職をおすすめします。とはいえ、自力での転職活動は、相当な時間と手間がかかります。年収アップを狙うなら、転職エージェント利用は必須です。
スマホやパソコンで手軽に登録するだけで、専門のコンサルタントが希望に合った好条件の求人を探して、紹介してもらえるからです。
大手企業と太いパイプを持つ転職エージェントもありますし、応募書類の添削や面接対策、内定後の条件交渉など、手厚いサポートが無料で受けられます。
年収大幅アップ!女性におすすめ・人気の転職エージェント
転職エージェントはたくさんあるので、どこを選べばいいのか迷いますよね。
転職エージェントにはそれぞれ特徴があり、自分に合わないところに登録してしまうと、チャンスロスしたりストレスを感じることもあるのです。
今回は、おすすめ・人気の転職エージェントを2つ厳選してご紹介します。
転職支援実績No.1! リクルートエージェント
リクルートエージェントは、抜群の交渉力で年収アップを叶えてくれる転職エージェントです。
厚生労働省が実施した実態調査では、転職で年収がアップした人は全体の40.4%でした。しかも、「3割以上増加した」人は8.9%です。
しかしリクルートエージェントでは、6割以上の求職者が年収アップを実現しています。他にも、以下のようなメリットがあります。
・転職支援実績No.1!
・非公開求人が業界最大級
・経験豊富なアドバイザーが親身にサポート
口コミでは、応募書類の添削や面接対策のアドバイスがもらえたことを、内定が勝ち取れた理由に挙げている人が多いです。
さらに、リクルートエージェントが独自に収集・分析した詳しい企業情報が入手できることもポイント。欲しい人材や職場環境などが事前に分かるため、「こんなはずじゃなかった…」というミスマッチが減らせます。
都市部だけでなく、地方や海外の求人も取り扱っていることも特徴です。
転職者満足度No.1!doda
dodaは、リクルートエージェントの次に求人数の多い転職エージェントです。さまざまな求職者に対応できるため、転職者満足度No.1を誇ります。また大企業はもちろん、優良中小企業の求人も充実しています。
都市部から地方への転職でも、「質の高い企業に転職できたおかげで、年収アップできた」という人が少なくありません。
また、dodaのキャリアアドバイザーは丁寧な対応に定評があり、「自力では気付けなかった強みを引き出してもらえた」という声も上がっています。
面接の心構えなども教えてもらえるので、きめ細かなサポートを受けながら安心して転職したい人にはぴったりでしょう。
まとめ
今回は、女性の年収を職種や年代、地域別に見ながら、女性が年収をアップさせるために、今できることを解説しました。
年収アップに特に有効なのは、優秀な転職エージェントを活用して、完全無料で手厚いサポートを受けることです。
カウンセリングを始め、希望に合う求人の紹介、応募書類の添削、面接対応、内定後の条件交渉など、さまざまなサービスが無料で受けられることは大きなメリットです。
リクルートエージェントやdodaは、長年、数多くの転職支援をしているため、転職活動のノウハウを知り尽くしています。特に、採用の背景や相手企業の意向をくみ取った面接アドバイスは、選考の通過率を高めるはず。
また、効率的に転職活動したい人だけではなく、転職するかどうか迷っている人や自分が何に向いているのか分からない人にもおすすめ。経験や人柄などを考慮して、プロの視点でキャリアプランを提案してもらえます。
転職エージェントは、膨大な求人の中から希望にマッチした企業を探す負担が大幅に軽減でき、日程調整や条件交渉まで代行してもらえるのがポイント。
年収アップだけでなく、転職してからの満足度も格段に高まるでしょう。